一般的に転職で準備するものは履歴書と職務経歴書。
履歴書はともかく、職務経歴書は準備に時間がかかります。転職エージェントの担当者さんにも何度もチェックしてもらいました(その節はありがとうございました)
しかししかし。
職務経歴書以上に気合を入れて作ったのが「ポートフォリオサイト」(デモサイト)です。
転職活動のためにも、転職後の仕事のイメージを掴むためにも、ポートフォリオを作って本当に良かったです
ポートフォリオサイトってなに?
自分の実力を表現するためのサイトです。私の場合はウェブページでしたが、転職希望の職種によってはアプリの場合もあります。
イラストレーターさんが自分の作品(絵など)をまとめた物(=ポートフォリオ)を売り込み時に使っていますね。
経理職の場合、ポートフォリオを作るという考えって無いですよね。経理の面接でポートフォリオっていうのは聞いたことないです(あったら面白そう)。
簿記何級とか、弥生会計等のシステムを何年使ったとか、月次決算~年次決算、有報ができるとかで実力を知ってもらえるので。
なぜ作ったの?
プログラミングが楽しくなってきた
ドットインストールや書籍で学んで、コードを”写経”しながら指示通りのサンプルサイトを作れたとき。
「このサンプルサイトにこんな機能を追加したら便利そう」と思ったのがキッカケでした。
プログラミングって楽しい♪こんな機能、あんな機能を追加したい!
未経験転職を少しでも有利に
また、未経験転職の不利な状況を改善するためにもポートフォリオサイトは必要だと考えました。
転職エージェントさんに紹介してもらう未経験OKの仕事はどうしても年収が下がったり、かなりハードめの勤務環境そう……な求人が多かったです。仕方ないです。
独学とはいえ、ポートフォリオサイトを作るだけの知識と実践がありますとアピールして少しでも良い条件の求人に応募したかったので頑張りました。
どうやって作ったの?
- HTML
- CSS
- JavaScript
で作りました。
ドットインストールで作ったサイトを土台に、JavaScriptのアレンジを加えたものです。また、単発で教わっていた先生からVue.jsというフレームワークも使用した方が良いとも教わり、併せて使いました。
私はHTML,CSS,JavaScriptでしたが、もちろん、転職したい会社の募集内容で記載されているプログラミング言語を使うのが良いです。
どんな言語(JavaScript,Python,Rubyなど)を使うかは、どんな求人に応募するか次第
Pythonエンジニアを募集しているところに応募するなら、Pythonを使ったポートフォリオサイトです。
効果はあった?
ポートフォリオサイトの効果、とってもありました。
転職して入社後に知ったことですが、私を面接してくれた社員さんが「ポートフォリオ作ってくる人ってほとんどいないから、凄く良かった」と声を掛けて下さいました。
また内定もらえる/もらえないの以前の問題として、プログラミングの辛いところを転職前に体験できました。
もちろん全部が全部体験できるわけではないですが、何をやってもコードがうまく動かないグッタリ感(そして先生に聞くと10分で解決されるスッキリ感)が味わえます。
まとめ
文系で経理しかしたことのないプログラミング初心者の私にとって、ポートフォリオサイトを作るのは何回も何回もつまづいています。作るのが嫌になったこともあります。
しかし、転職を少しでも有利に進めるための有力な武器となります。
いきなり自分のオリジナルのサイトやアプリを作るのはかなりのハードルなので、まずは動画講義や本のサンプルを自分で作ってみてください。そしてそれに自分なりのアイディアを盛り込んだものを作ると良いかと思います。
応援しています!