経理職からIT系の会社に転職しようと思い、転職サイトに登録。どんな業態の会社が自分にとって有利かを、転職エージェントの担当者さんと相談しながら応募し……
書類審査OK!次は面接だ!
いくつか面接を受けてみましたが、経理職の私がIT系の会社の面接でどんなことを聞かれたか&答えたかを書いていきます。
なぜ転職をしようと思ったのですか?
転職だと定番の質問ですよね。私はこんな感じで答えました。
現在の職場に大規模な会計システムが導入され、今までの業務が大変楽になりました。
システムのユーザーとして経理をこのまま続けるのも良いのですが、システムを作る側・導入する側として働いてみたいと思いました。
別に取り繕った転職理由でもないので、自然と答えられました。
だいたいこの後、面接官の方から
・業務がどう効率化されたのか
・そのシステムで苦労していることはあるか
と質問されました。
この質問は有難いです。自然と自分の経験をアピールできる流れになります。
会計システムはたくさん開発されていますが、規模の違いはあれど、だいたい似たり寄ったりの機能です。
仕訳作成、B/S・P/L、請求書発行という基本機能から、最近だと銀行のデータ連携、部門間の連携までシステムの規模感は様々ですが、最終的にはどの機能も財務会計、管理会計という見慣れた言葉に集約されます。
IT系のエンジニアの経験は無くても、ユーザーとして機能を使いこなしていたことをアピール!
細々とした機能が最終的に何のために存在しているのか、経験として分かっているのは強いです。むしろエンジニアのみの経験しかない人にとっては、このあたりの実感が薄いです。
なぜ弊社に応募したのですか?
私が応募し最終的に転職を決めた会社の求人は「ITコンサルタント」という職種でした。
ITコンサルタントという職種はかなり幅が広いので、転職エージェントの担当者さんに詳細を確認するとこんな内容。
なので、志望動機はこんな感じで答えました。
経理として経験を活かしながら、お客様が効率よく業務を行えるシステムを完成させる仕事がしたいと思い応募しました。
ベースとなる会計システムを直接開発するのはエンジニアが行い、コンサルタントは顧客の業務の内容をヒアリングし、どんなカスタマイズが必要かを決めていく流れでした。
「御社の求人内容と自分の活かしたい経験とやってみたいことが合っている」みたいな内容を答えました。
プログラミングをやってみてどうでしたか?
エンジニア職ではなくコンサルタント職への応募とはいえ、システムやプログラミングのことを理解していないと務まらないです。
私の場合ポートフォリオサイト(ソースコードと成果物)を提出していたので、「プログラミングをやってみてどうだったか」という質問がきました。
コードがうまく動かないときも沢山あり、その度に調べては修正を繰り返しました。思った通りの動きができたときとても嬉しかったです。
うまく動かなくて苦労した点はかなり覚えているので、スラスラと答えられます。そしてちゃんと動いたときの感動を答えているときの私は、きっと目が輝いていたかと(笑)
コードがうまく動かなかったことを隠す必要は無いです。むしろ積極的に伝えて、色々と修正をみたことがアピールになります。
まとめ
経理職の私が未経験のIT職に転職したとき、どんなことを面接で聞かれたのか&答えたのかを書きました。
正直なところ面接で答えに詰まって焦ることはなかったです。
それは自分の志望理由を整理するという基本はもちろん、
・ポートフォリオサイトを作っていた
という準備をしていたからです。
転職エージェントの担当者さんや、ポートフォリオサイトで困ったときの単発レッスンの先生、有難うございました。